脱毛体験ストーリー:マイとミサトの場合 第5話

〜前回までのお話〜

マイ26歳。音大を卒業後、一般企業の経理をしているOL。全身脱毛をしたいという大学時代の後輩ミサトに便乗して、かねてから念願のVIO脱毛にチャレンジした。二人とも最初の施術を終えて、それぞれの体験談を報告することに。

「脱毛デビューでかんぱ〜い! とりあえず目標の第一歩だね」

「先輩、私の全身脱毛3時間もかかったけど、とりあえず全身一回でやってもらっちゃいました! 半身ずつっていうのもあるらしいんですけどね。バスタオル1枚はおるのはいいんですけど、紙パンツがなんか恥ずかしかった〜」

「私は下半身だけだったけど…3時間もかあ。疲れそう…。痛くなかった?」

「ほとんど大丈夫でしたよ。ワキがちょっとピリッときたけど、体も手足もあまり気になりませんでしたね…背中とか、少しウトウトするくらい」

「うっわ…いいな」

「わたしのコースは毛根というより、とくに毛に栄養を与えるところにダメージを与えるっていう機械を使いました。今までのより痛みも軽めなんですって。えっとメディオスターっていうのかな?」

「それ、新しい機械だよね。私はジェントルレーズ? だったかな。ワキのときは全然大丈夫だったのに、Iラインは痛かった! 早く終わりますようにって祈るばかりだったよ。ところで全身脱毛ってVIOもやったんでしょ?」

「いえ、顔とVIOは別プランなんですよ。今回は全身のみで。あ、ヒップはやってくれましたよ」

「全身脱毛って金額すごいよね…ローンにするって言ってたっけ」

「月々だいたい5,000円ほどです。これくらいなら、なんとか」

私はローンを組むのはあまり好きではなかったので現金払いにしたけど、たしかにお会計のときにローンを組むって言っている人、ちらほらいたかも。

「そうそう、先輩。最近、VIO脱毛って40歳以上のお客さんが増えてるって知ってます?」

「そうなの? 40歳を過ぎて水着が気になるとか? 離婚後の婚活とか?」

「アハハ、そういう人ももちろんいるみたいですけど、将来の介護とか考えてなんですって。クリニックの看護師さんが教えてくれました」

「本当に? オムツとかで?」

「そうらしいです。実際、介護経験した人によると、Oラインに毛があると大変なんですって。食事中のタイミングでなんですけど」

「あ、拭き取りに…」

「そこまで言わなくていいです! で、VIOも白髪になっちゃうから、その前に施術するんですよ」

「あ、黒い毛にしか機械が反応しないから」

「そうそう…」

「ちなみに白い毛を処理するには、ニードルしかないみたいですよ〜」

「えええ〜〜怖いぃ〜。絶対無理!」

「アハハ、ですね」

「やっぱりつるつるにするのかな」

「取りあえず、IラインとOラインだけじゃないですかね?」

脱毛トークで盛り上がる私たち。1年後、脱毛が終わる頃になったら、ふたりで南の島に行こう! と約束する。その頃にはお互い、新しい彼氏がいるといいな。いや、私は婚約者を見つけるぞ!絶対!

それでは、また!

illustration:yuriko

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