濃い毛と顔に生まれました 第4回:盟友との出会い!?

濃い毛と顏の悩みを友人に打ち明けたことは一度もなかった私に、出会いは突然訪れた。

高校の入学式の日。教室で私の後ろの席に座っていたK子が話しかけてくれた。色白でおしゃれなK子は「初めまして」のあとすぐになぜか「洗顔フォームって何使ってる?」と聞いてきた。

「ファンケルの洗顔パウダーだよ」と答えた私に「私も同じもの使ってる!」とK子。すぐに意気投合し、洗顔パウダーの良さを延々と語り合うことになった。その頃、ファンケルは通信販売のみで使っている人が少なかったため、何か通じ合うものがあったのだ。

その後もファッション・ヘアスタイル・美容など共通の話をたくさんして、K子の家に泊まりにいくような仲になった。寝る前はいつでも、学校では話さないような好きな人のことや将来の夢などの話で盛り上がった。

ある夜、恒例の寝る前のお話の時間。美容の話をしていた流れで「じつは私、生まれつき毛が濃くてずっと悩んでるんだ…。毎日剃るの大変なんだ!」と自然に打ち明けた。すると「私もだよ!!」という意外な言葉が返ってきた。

K子は色白で目の色も茶色く、私の理想がつまっているような女の子。「すごく薄く見えるけど、本当に濃いの?」と本心を伝えると、実は“毎日”むだ毛の処理をしているらしい。肌が白いから普通の人よりも目立って大変なのだそう。

「肌が白くても大変なんだ…!」恵まれていると思っていたK子も努力しているなんて。今まで「何で私ばかり!」と両親を責めていた自分が、急に恥ずかしくなった。

大学に進学して社会人になったらお金を貯めて、脱毛や薄い顏になるためのメイクをひとつづつ試してみよう!

悩みを共有できる友人に出会えたことで、コンプレックスも前向きに克服しようと考えられるようになった。

illustration:koiko

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