アーユルヴェーダで“自分の健康”を手に入れよう(1) 〜アーユルヴェーダとは?〜

突然ですが、「アーユルヴェーダ」を知っていますか?

おでこにオイルを垂らすものというイメージを持っている人や、一般的なエステとの違いがよくわからないという人もいるかもしれませんね。

アーユルヴェーダとは、インド・スリランカに伝わる伝統医学のこと。心身のバランスを整えることで健康な状態を保ち、病気を予防することを目的としています。

……こう書くとなんだか難しそうですが、その考えや療法を知れば、奥深いものであると同時に、いたってシンプルなものであることがわかるはず。

この連載では、アーユルヴェーダに出会って“健康”に目覚めた筆者が、体験談を交えながらアーユルヴェーダの魅力をお伝えしていきます!

内側から出る“きらきら”の秘密はアーユルヴェーダだった

まずは、数ある健康法・美容法のなかから、なぜ私がアーユルヴェーダを推すのかということからお話したいと思います。

きっかけは、会社員としてライター・編集の仕事をしていた頃のこと。職業柄、帰宅が深夜になったり、土日出社が生じたりするのは当たり前。心身はいつも疲れていました。

そんな時、かつての上司との再会がありました。その人は、体調を崩してやむなく会社をやめたのですが、久々に会ってみると、以前とは見違えるようにきらきらしていたのです。

メイクやおしゃれに気を使ったという“きらきら”ではなく、目に力があり、肌が潤っていて……という内側からあふれ出る“きらきら”。「一体何をしたんですか!?」と食い下がる私に教えてくれたのが、アーユルヴェーダでした。

実際に紹介してもらったアーユルヴェーダサロンに行ってみたところ、オイルマッサージには言葉にできない気持ちよさ、幸福感があり、気づくと深い眠りについていました。そして施術が終わった後には、頭がすっきり。冴え渡るような感覚を久しぶりに味わいました。

アーユルヴェーダとエステ・マッサージの違いって?

では、なぜ私がアーユルヴェーダに強く惹かれたのか。それは、アーユルヴェーダサロンに通うたびに、自分の身体が着実に健康になっているという実感があったから。

それまでも、ひどい肩こりやむくみに悩まされて、整骨院やマッサージ、エステに通ったことはありました。ところが施術後、しばらくすると逆戻り。結局、通院し続けなければならず、根本的な解決にはならない……と不安を感じていました。

アーユルヴェーダのサロンで言われたのは、「あなたは頭が凝っているから、首や肩にも負担がかかっている」「むくみがあるから、白湯を飲んでみたら」といったアドバイス。

確かに頭をオイルマッサージしてもらったところ、肩を延々と揉みほぐすよりも肩こりが和らぎ、白湯を飲む習慣をつけたところ、十年来の便秘と肌荒れが解消し、冷え性も緩和。あれよあれよと悩みが改善し、「身体ってこんなに軽くなるんだ!」という発見もありました。

西洋医学では大多数が同じ状態になることを“正常”とするため、病を見て「この病気にはこの治療」という判断をくだします。

一方、アーユルヴェーダでは、個人の体質や気性を見て、その人に合った施術やアドバイスがなされます。そのため、これまでは医者や施術者任せだった私も、アーユルヴェーダを知るにつれて、次第に自分の身体に目を向けるようになりました。

すると自然と、「最近こんな状態だからあれを積極的に食べてみよう」と、不調に陥る前にコントロールできるようになったのです。

「自分の身体のことは自分が一番わかっている」と思いがちですが、実際のところ、慣れ親しんだ自分の身体だからこそ、不調に気づけない人がほとんど。特に女性の場合は、生理不順、頭痛、肩こり、冷え性といった不調を訴える人が多くいますが、これらの原因と解決法も、一概に語ることはできないはずです。

本などに書いてあることをそのまま取り入れるのではなく、まずは自分を見つめることが根本的な解決につながる。アーユルヴェーダはそのことを教えてくれました。

「生命の科学」という名の予防医学

私の目から見たアーユルヴェーダの魅力をご紹介したところで、ここからは、アーユルヴェーダの基礎的なところを説明していきたいと思います。

アーユルヴェーダは、世界三大医学のひとつ。発祥の地とされるインドでは5,000年以上の歴史をもち、WHOでも公式に認定を受けています。

「アーユルヴェーダ」とは、サンスクリット語で「生命の科学」という意味。病気を治すことを目的とする西洋医学とは異なり、若さを保ち、より健康に寿命をまっとうすることを目的としています。

つまり、西洋医学がマイナス部分を補うためのものであるのに対し、アーユルヴェーダはプラス部分をより豊かにするためのもの。これこそがアーユルヴェーダの考えの核となります。

具体的にはどんなことをする?

続いて、アーユルヴェーダが具体的にどんなことをするものなのか、ご紹介したいと思います。アーユルヴェーダの療法は、食事療法をはじめ、生活習慣の指導や薬草の処方などさまざま。アーユルヴェーダサロンで行われているオイルマッサージも、療法のなかのひとつという位置付けになります。

以下では、例として日常生活の指導内容を挙げてみましょう。

・日の出の1時間前には起床する
・コップ1杯の白湯で腎臓や大腸の浄化を促す
・舌ごけを除去する
・朝食は8時までに済ませる
・朝はオイルでうがいをする
・食材は自分の住んでいる場所の近くで取れたもの、旬のものを食べるのが望ましい
・熱が出た時は、食事はせずに生姜茶だけを飲む

……などなど。上記はほんの一部で、推奨している生活習慣は、実はたくさんあります。どれも簡単にできそうなものばかりですが、よく見てみると、働く現代人にとっては続けるのが難しいものもありますよね。

そこでまず行ってほしいのが、アーユルヴェーダの体質チェック。「ドーシャ」と呼ばれる3つの体質が、どのようなバランスになっているかを確認するものです。

これをやることで、自分の体がどんな状態にあるのかを把握し、アーユルヴェーダ療法のなかから必要なものを取り入れるのがおすすめです。自分にとって心地いい状態、“自分の健康”を手に入れましょう!

ドーシャのチェック法は、次回ご紹介する予定です。

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