ネイルの基本!甘皮処理ってどうやるの?

甘皮処理ってどうやるの?と、最近友人たちから聞かれるので、まとめてここで答えようと思います。

私はネイル好きな母に乗せられ、中学生からマニキュアを塗り始め、社会人になってからジェルネイルに転向したのですが、プロのネイリストではないので、以下に説明する方法はネイリストさんに教わった結果の「自己流」です。ご了承の上、生暖かく見守ってください。

甘皮ってどこ?

そもそも、甘皮処理といっても、処理する部分を誤解している人が多いです。私も教わるまでは誤解してました。処理する部分を間違えると、ささくれや爪の脆さに繋がるので、もっと正しい知識が広まって欲しいです。

図解するために、夫の爪を借りてきました。

さて、「甘皮処理」で処理すべきなのは、Aなのか、Bなのか、AB両方なのか。違いが分かりますか?

人によってはAの部分はBの下に隠れていたり、透明で気づかない場合があるので、Aって何!?って思っているかもしれませんが、正解はAです。

爪の構造を簡単に書いてみましたので、AとBの違いをまず理解してください。丈夫な爪を育て、ささくれを減らすのには大事なことです!

Aはルースキューティクル(爪上皮角質 そうじょうかくしつ)といい、爪の表面に残っている角質です。

Bはキューティクル(爪上皮 そうじょうひ)で、爪の根元(これから生えて表に出てくる柔らかい爪)を保護し、指の中に細菌や異物が入らないようにしている大事な防御壁です。

甘皮処理とはAの「表に現れている角質を除去する」ことを言い、Bの「保護している皮膚の先端をカットする」ではありません。

甘皮が無い方が見栄えがイイのはその通りですが、あまり攻めすぎると指が腫れたり、爪の生育を阻害して薄い爪になったりするデメリットがあるということは承知してください。

例えば、Aをなるべく取ろうとして、Bの下に空間(ポケット)が出来てしまうと、そこから細菌や異物が入りやすくなります。ジェルやマニキュアも、人体から見れば異物です。アレルギーを起こして爪元が腫れる場合もあります。

「甘皮は切らずに押し込めるべき」と聞いたことありませんか?つまりキューティクル(甘皮B)を切らずに、ちゃんと防御する形にしなさいということです。

キューティクルを押すなら、爪の内側に入れ込むようにすること。先端が外側に向くように押してしまうと、余計にポケットが広がってリスクが高まります。気を付けましょうね。

では、ルースキューティクル(甘皮A)を除去する方法2種類をご紹介します。

 

ウォーターケアで処理する場合

今回使う物をざーっと紹介します。

1, 2 水とお湯。ぬるま湯にして、甘皮をふやかすのに使います。
3, 4 ぬるま湯を入れて手を漬けるもの。フィンガーボール代わり。
5 プッシャーに付いたルースキューティクルを洗う容器。なんでも。
6 爪側に残ったルースキューティクルの残骸をふき取るもの。なんでも。
7 今回使いませんが、プッシャーと同様に甘皮をこするのに使えます。
8 プッシャー。キューティクルを押し込んだり、ルースキューティクルをこすり落とします。
9 ネイル用ニッパー。こすり落とせないルースキューティクルをカットします。
10 キューティクルリムーバー。甘皮を柔らかくする薬品。

フィンガーボールがあれば3と4は不要なのですが、私は滅多にこの方法で甘皮処理をしないので買っていません。なので、適当にそこらへんの器を使います。ある物でいいんだよ!

 

さて、ウォーターケアによく使われるのが、このキューティクルリムーバー。今回はスイスのネイルブランド、マヴァラの物を買ってみました。左上に映ってる小さい赤ネイルがマヴァラのマニキュアです。

見たことある人もいるじゃないでしょうか。小さくてちょっとお高いのですが、発色がすごく良いので、私は10年くらい愛用してます。あんまり大きな瓶のものを買っても、使いきれないしね・・・。気に入った色があるなら、是非、オススメです。

キューティクルリムーバーと言えば、アメリカの「ブルークロス」という製品が有名です。ネイリスト試験に使えるからなんでしょうか?実は私も持ってました。持っているのを忘れて、マヴァラのリムーバー買って来ちゃいました。

ブルークロスって、大容量なんですよ・・・。大きさ比較で写っているアーモンドブリーズは私の好物です。200mlのミニパックです。ブルークロスは180ml。何十年使うんでしょうか・・・。

ちなみに甘皮を柔らかくする効果ですが、体感ではブルークロスの方が強いです。薄い甘皮の人には強すぎると思います。マヴァラやドゥカートのリムーバーの方が小さくて、強すぎないので良いかもしれませんね。

でもブルークロスを買ってしまった人も大丈夫。角質を柔らかくするものなので、使いきれない場合はカカトとか硬い角質にコットンパックとして使うと良いそうですよ!

 

ではさっそく、処理を始めましょう。

まず最初にプッシャーを水に付けておきましょう。処理を始めると、プッシャーに「爪からこそぎとったルースキューティクル」がいっぱい付いて邪魔になります。小まめに水で洗えればいいので、何か適当な器に水を入れて、待機させてください。

次に、指を漬けるための、ぬるま湯を用意。フィンガーボール持ってる人はそれに入れましょうね。温度はだいたいお風呂くらい。そんなに熱くしなくても大丈夫。

中の白い器は手を置くために置いてみたのですが、正直いらないです(笑)

ぬるま湯に指を漬けるのは、さっき出てきた「キューティクルリムーバー」が乾かないようにするためです。なので、「ぬるま湯にボディソープを1滴垂らす」という人も居るのですが、垂らさなくても大丈夫です。指カッサカサになるのが心配ならお湯だけでOK。

さて、キューティクルリムーバーを甘皮に塗っていきます。くるくると甘皮にしつこく塗って行きましょう。ここでケチってもたっぷり塗ってもあんまり手荒れのリスクは変わりません。爪元の乾燥が心配な人は、そもそもキューティクルリムーバーを使わないのが正解。お湯でふやかすだけでルースキューティクルを取るか、後述のドライケアを試してくださいね。

今回はキューティクルリムーバーを使ったウォーターケアで進めます。

キューティクルリムーバーを塗ったら、ぬるま湯で5~10分くらいふやかします。ルースキューティクルが固く分厚い人は10分、そうでもない人は5分くらいで大丈夫。

ざばー。5分経ちました。甘皮のあたりがキューティクルリムーバーでヌルヌルします。取りやすいようにルースキューティクルを柔らかくしているのですが、端的に言えば「皮膚を少しだけ溶かしてる」ようなものです。

皮膚を溶かすというと少し怖く感じるかもしれませんが、薄めた漂白剤に手をちょっと漬けてヌルヌルしたことありませんか?あれと同じです。

柔らかくなったところで、ルースキューティクルをこそぎ取ります。一番手ごわいのは爪の両サイドと角。プッシャーの小さい頭の方を使ってそこから落としていきましょう。

鉛筆のように持って、なるべく力を入れないでこすりましょう。強くこすると爪自体を傷つける可能性があります。なるべくソフトに、力を入れないで。

ぐらぐらして安定しないと言う人は、写真のように、プッシャーを持っている側の手の余っている指をしっかり添えて。両手両肘をなるべく机に置いて、接地面積を増やすと、安定感が増しますよ!

力を入れすぎてしまう人は、オレンジスティックなど、もう少し柔らかい棒でこすったほうがイイですね。

こんな感じで、白いドロドロみたいなものが取れます。ルースキューティクルがお湯を含んだものですね。

取れたらじゃぶじゃぶ洗いましょう。爪が乾いてきたら、フィンガーボールのお湯にもう一度付けて濡らしてください。濡れている方が、無理に力を入れないで、適切にルースキューティクルだけを取れます。

爪の根元あたりは曲面なので、プッシャーの大きな方の曲面をうまく利用します。45°から始めて、根元に向かってプッシャーを立てていくと、フィットします。

プッシャーの小さい方で少しずつこすっても問題ありません。その方が楽かも?

処理前後の違い。ルースキューティクルが薄くて透明な人はあんまり違いが見えないかもしれませんが、マニキュアやジェルの持ちはぐっと向上します。

 

甘皮は切りすぎない!

甘皮処理というと、本来はルースキューティクル(無駄な角質)を除去するだけで十分なのですが、ネイルサロンによってはキューティクルもカットする場合があると思います。

キューティクルが伸びていたり、バランス悪かったら押し込めばいいのですが、気になる方はカットしたいかもしれません。でもやりすぎは禁物。最初に言いましたが、キューティクルは「細菌や異物から守る防御壁」なんです。

切りすぎるとこんな感じ。人差し指のあたり、ちょっと赤くなってるの分かりますかね?これは切りすぎで腫れてます。キューティクルをカットした方が確かに爪が大きく見えて見栄えは良いのですが、指先が腫れていたら台無し・・・。セルフで処理する時は、できればキューティクルの方はカットしないほうが良いです。

どうしてもキューティクルが気になる!という人は、できればプッシャーで押すだけに留める。どうしても押したキューティクルがはみ出すなら、そこだけ切る。全部は切らない方が良いです。

ささくれが出来る人は要注意。カットした断面が荒れていると、ささくれが余計に出来やすくなります。丁寧に優しく押す程度まで。無理に押さない。爪の発育が遅れたり、脆くなったりする原因です。

やりすぎたなーって人は、なるべく毎日爪の根元を保湿して回復しましょう。腫れたりしたら皮膚科へ。

ドライケアで処理する場合

さて、ウォーターケアの一連の流れを説明しました。正直ウォーターケアは手間がかかりますし、ジェル派の私は、ドライケアの方をやります。

使用感溢れてますが、私のネイルマシンです。今バージョンアップして外見も全然違うみたいですが、爪磨きのバッファーもあるので、マニキュア派でも十分使えると思います。値段もそこまで高くないのでオススメ。

ネイルマシンの中に荒いヤスリが入ってるのですが、ジェルネイルの下地として粗く削るためのものです。これで私はルースキューティクルも一緒にやすってしまいます。

削るとこんな感じ。削りすぎないように気を付けてくださいね!表面だけ!

ガサガサに削れてましたが、ベースジェルを塗ればこんな感じにまとまります。ベース1回塗っただけだよ。

他の指もこんな感じです。私は結構キューティクルをカットしてしまってるので、爪が薄いです。薄いからずっとジェルを塗って、素爪で居る事は滅多にありません。

職業上自爪で過ごす時間が多い!頻繁にジェルネイルはできない!という方は、なるべくキューティクルをカットしすぎないように気を付けてください。爪を強く、ささくれを少なくするための、大事なコトです。

 

甘皮処理は指先への刺激があるので、どうしても乾燥やささくれの原因になりやすいです。頻繁でも月イチくらいまで。攻めすぎNG!

「甘皮は爪を保護している」という役割を忘れず、処理は必要最低限までに留めて、マニキュアやジェルネイルを楽しみましょう!

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