外は花粉がピーク……肌が急にかゆくなる季節で困りますね。かゆくなってしまう原因と、なってしまったあとのおすすめケアをまとめてみました。
 
 

なぜかゆい、春の肌。

大きな要因は二つ……
①「肌の体力の低下(バリア機能の低下)」「外の環境の刺激(花粉等)」が、合わさって刺激に過敏な状態へと肌が傾いていること。特に春は肌内部の機能がこの2点の原因を取り除こうと対策に追われ、整備しているので、とても疲弊している状態です。なので通常よりも肌トラブルが頻繁に現れやすくなります。

もうひとつ考えられる原因は知覚神経繊維(かゆみを受け取る神経)。本来であれば肌の奥(真皮層)に留まっている神経ですが、バリア機能の低下した肌の中ではこの「かゆみ神経」が肌表面近くまでぐっと伸びることが多く、花粉のみならずほんの些細な摩擦も刺激として受け取ってしまい、かゆみに繋がりやすくなります。


春のかゆみ肌対策には、①と②を外側からサポートしてあげられるスキンケアが有効的です。
①→「保湿」…バリア機能を改善してあげる。
本来は汗と皮脂が混じり合い刺激物をブロックしていますが、形成がむずかしくなっています。水分と油分のバランスを整えてくれる保湿力の高いスキンケアアイテムで擬似的なバリアを。
②→「消炎」…炎症(かゆみ、あかみ)を鎮めてあげる。
肌にとって赤みは火傷のようなもの。発熱による水分の蒸発も起こるので、こすらず、触らず、消炎効果のあるスキンケアで安静に。
 

消炎って大切。「かゆい」が当たり前になると……

刺激を受け取り続けた神経は元の位置に戻る機会を失い、伸びたままに。その状態が常になると普段から肌がピリピリし、さらに敏感肌へ傾いてしまいかねません。個人的には「消炎」を真っ先に行ってほしいなと思います。刺激を認識し続けないように「炎症をその日のうちに鎮めてあげること」で、神経を本来の位置へいざなってあげてください。
 

その日のかゆみをその日のうちに


カシー リポルテ クレンジングクリーム・・・消炎、荒れ肌の保護
私自身、かゆみ肌なのでよくこちらを使用しています。ワセリンで洗うクレンジングで、肌の保護と消炎がメインになっています。普段のクレンジングをお休みして赤みが出たその日だけ使ったり、1週間続けて使用したりします。
油分が多い方、油分によってニキビができやすい方には下記をおすすめしたいです。

<アベンヌウォーター
・・・消炎、神経を穏やかに 《
お風呂上がりスキンケア前に》

ALBION/スキンコンディショナー
・・・消炎、肌の治癒を高める 《普段の化粧水の代わりに》

<コスメデコルテ/ヴィタドレーブ
・・・消炎、抗菌 《シートマスクを化粧水の代わりに

 
選ぶ時に迷ってしまったら、大人ニキビに効果のあるスキンケアを見てみると良いと思います。かゆみが癖づいてしまう前に、その日分のかゆかゆを、その日に鎮静させてしまいましょう。
※皮膚科もご検討くださいね。
 
 


《掲載商品》

■ワイプエマルジョン (拭き取りミルク)とのセット使いが効果的です。
拭き取りタイプのものは肌に残ってしまってもよいようになっていますが、取りきれなかった余分な油分をワイプエマルジョンが保湿成分を残しつつ綺麗にします。
【使用量】
クレンジング・・・さくらんぼ大1個
ワイプエマルジョン ・・・キャップ内側8分目くらい
【使用方法】
①クレンジングクリームを、キメの間を掃除するようにやさしくクルクルと馴染ませる。
②ざっくりとティッシュオフ。
③ワイプエマルジョン (拭き取りミルク)を水で洗い流す時と同様に馴染ませる。
④ざっくりとティッシュオフ
OK!

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