なんだかぐっすり寝た後みたい……ナイトクリームは肌の中のよどみを解消し、澄んだクリアな肌へ導いてくれるアイテムです。
肌にどうアプローチするのかをより深く知ることで、もっと使うのが楽しくなるかもしれません。

もくじ

1、ナイトクリームと相性のいい人

2、ナイトクリームってなに?

◆「デイクリーム」「ナイトクリーム 」の違い
◆ナイトクリームの特徴

3、どうして夜に使うの?寝ている間が良い理由
◆ナイトクリーム ×「深い眠り」が良い理由
◆ナイトクリーム ×「明かりの無い環境」が良い理由

4、ナイトクリームを使うときに一緒にしたいこと

 

ナイトクリーム と相性の良い人

「睡眠不足」「冷え」「疲れ」「ストレス」がある。生理周期によるホルモンの影響が肌に表れやすい。といった悩みをお持ちの方と相性がとてもいいです。

睡眠不足、冷え性、疲れ、ストレスがおこす肌の影響で、顔色がどんよりしたり、なかなか肌荒れが良くならないといったことがよくあります。
これは新陳代謝と免疫力が低下しているため健やかな肌細胞を保てずに、老廃物が溜め込まれてしまっているためです。

ナイトクリームはこういった現代の、特に女性に多い悩みからくる肌不調の改善を目的にしたクリームです。

 

ナイトクリームってなに?

 

◆「デイクリーム」と「ナイトクリーム 」の違い

 

使用するタイミングを限定しているものが「デイ(日中用)クリーム」と「ナイト(夜用)クリーム」です。

クリームの役割はレンガ状に重なっている肌の隙間を潤い成分で満たすことと、肌表面をうるおいの膜でラップし乾燥から守ること。デイクリームは日中のダメージから肌を守るための成分がメインに配合され、ナイトクリームは眠っている間に肌の修復をサポートする成分をメインに配合されています。

 

◆ナイトクリームの特徴

 

⑴新陳代謝をアップ

血行やリンパの流れを促進し、肌の中の必要な栄養と老廃物をスムーズに入れ替えられるように働きかけます。部屋の中を新鮮な空気で入れ替えると良いように、肌も新鮮な栄養と酸素、水分を入れ替えてあげることで、すこやかな肌の細胞を育むことができます。肌の中のよどみを一掃して、常に澄んだ状態が続くよう導いてくれます。

 

⑵免疫力をアップ

傷ついた(乾燥した)肌の修復と、安定したターンオーバーを持続できるよう潤い成分で満たして密閉します。これによって肌細胞ひとつひとつが熟成すると、自らうるおい続ける力がつくためトラブルに負けない美肌を保つことができます。

 

⑶生活環境に合わせた美容成分

⑴と⑵にプラスして、使う方の環境にあわせた成分を取り入れています。メラノサイト(シミ・そばかす・過剰な油分のもとになる)をストレスは活性化させるため、ストレスや疲れが多い方のために自律神経を安定させる「香り成分」を配合したもの。蓄積されたメラニンを排出し、肌をより明るい印象にしたい方のために「美白成分」が入っているもの。小ジワ・ゆるんだ輪郭も同時にアプローチしたい方のために「エイジングケア成分」を取り入れたものなど、様々です。

 

どうして夜に使うの?寝ている間が良い理由

熟睡できた日の朝は、肌がすっきり明るく感じませんか?良い睡眠を取ることが出来ると、肌の生まれ変わりの準備がしっかりと行われ、万全の状態で朝を迎えることができるからです。

肌の生まれ変わりは「深い眠り」と「明かりの無い環境」の中で活発に行われます。ナイトクリームとして夜の使用を推奨しているのは、肌づくりが行われているタイミングでクリームの美容成分と栄養が隅々までしっかりと補充されるようにするためです。

 

◆ナイトクリーム ×「深い眠り」が良い理由

 

肌の修復や新しい細胞を育むためには「成長ホルモン」が必要です。成長ホルモンは睡眠中の、とくに深い眠り(ノンレム睡眠)に入った時に盛んに分泌されます。そのため、ノンレム睡眠時にクリームが塗布されていると理想的ですね。

質の良い深い眠りを得られることが美肌への近道ですが、たくさん睡眠時間を取れなくても、まずは眠りの質が高まるように変えていくことから始めれば大丈夫。

寝入りから1〜3時間の間に約2回あるノンレム睡眠で肌の修復はほぼ完了していると言われています。この3時間を質のいいものにしてみましょう。

 

◆ナイトクリーム ×「明かりの無い環境」が良い理由

 

良質な寝入り3時間の睡眠を得るためには明かりの無い環境が必要です。

私たちは、夜に分泌される「メラトニン」というホルモンによって眠りへと誘われます。ぐっすりと深い眠りを得るために重要なホルモンです。また、肌を修復するために必要な成長ホルモンの分泌も促しています。

このメラトニンは、光で大幅に減少してしまいます。「夜寝る前にスマホやPCの画面を見ないほうがいい」と言われているのは、メラトニンが減って浅い睡眠になってしまうからです。必要に応じてブルーライトカットグラスをつけたり、夜間モードで明かりを抑えた対策などをして良質なノンレム睡眠を得ましょう。

 

ナイトクリームを使うときに一緒にしたいこと

⑴顔や体を温める
⑵ナイトクリームをつけた次の日の朝は、クリームをしっかり洗い流す
⑶乳製品・大豆製品・卵を摂る・水を飲む

クリームを使用する前にホットマスクなどで顔を温めると、血行がよくなり効果的です。

ナイトクリームをつけた次の日の朝は、夜と同様に優しく1分間かけて洗顔してみましょう。クリームからもらった栄養を取り入れた肌は、代わりに要らなくなった老廃物を寝ている間に排出しています。洗顔料で老廃物と一緒にクリームをオフすると、ぬるま湯で数秒でさっと流さしてしまうよりも、スキンケアの吸収がぐんと高まり、透明感や化粧ノリがアップします。

乳製品・大豆製品・卵はメラトニンの分泌に良いので、積極的にとりいれていきたいですね。

 

さいごに

ナイトクリーム はぐっすり眠った後のように、内側から輝く澄んだ肌へ導いてくれます。慢性的な疲れ肌をリセットしたり、今日は肌のために何かしたいな、と思った日はぜひナイトクリームを使用してみてください。

 

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